はい!わたしミルコちゃん!
写真が大好きな女の子。いつも写真と映像の研究をしているの。
みんなの写真で困ったをミルコちゃんが解決していくよ!
よろしくね!
今回はカフェの店長さんが困ってるみたい。
カフェの店長さん
う〜ん。
こんにちは!
あっ!ミルコちゃんいらっしゃい!
カフェの店長さん困ってるみたいだけど、どうしたの?
実はinstagramに載せる料理の写真を撮ったんだけど、おいしそうに撮れないんですよ。
撮った写真を見てください。
窓際の明るい場所で撮ったんだけど、なんかあんまりおいしそうに見えないんですよね。
そうだね。でも、窓際で撮影したのはすごくいいよ!
問題なのは、光の向き。光の向きによって、印象は大きく変わってくるよ。
目次
光の当たり方を比べよう
これはりんごを使って、一方向から光をあてた写真だよ。
見比べてみて!
見比べてみて!
順光(正面からの光) 順光はりんごの正面に光が当たっているので、 色やディテールがはっきりと表現されている。 りんごの正面から光が当たるため、影が見えなく 立体感や奥行きが感じられなくなり、 フラットな印象になる光。 | 半順光(斜め手前からの光) 半順光はりんごに光が当たっている左手前は、 色やディテールが表現できている。 右側に少し影ができているので、 順光よりも立体感を表現することができる光。 |
サイド光(横からの光) サイド光は光が当たっている左側は 色や質感が表現することができる。 右半分は影になっているため、半順光よりも 立体的に演出する事ができる光。 | 半逆光(斜め後方からの光) 半逆光は影の部分が多くなるので色の表現は サイドより劣るが、 立体感は表現しやすくなる光。 |
逆光(後方からの光) 逆光は後ろから光が当たるので、手前が暗くなり 色やディテールを表現することが難しい。 ツヤは表現しやすい光。 | トップ光(真上からの光) トップ光はツヤ表現はできるが、 被写体に影がつかず、フラットな印象になる光。 |
カフェの店長さんが撮った写真は、この中でいう逆光で撮った写真だったのよ。
確かに!手前が暗いから料理の色やディテールが出なかったのですね!
紅茶のポットは白く飛んでるし。。。
紅茶のポットは白く飛んでるし。。。
そうなのよ!逆光だからツヤ感は出てるけどね。
じゃあ、光の方向を変えてみて撮ってミルコト!
おいしそうに見える光を探そう
じゃあ実際に撮ってみよう!
はい!よろしくお願いします!
りんごに光を当てて比べた時に、おいしそうに見えたのは、
立体的でディティールやツヤ感がある物だったわよね。
はい!
順光
まず、順光ね。
雰囲気は悪くないけど、料理に影が出ず、フラットになってるわね。
ツヤも出ていませんね。
色は逆光の時より出てるけど、食欲をそそるツヤが欲しいわよね。
半逆光よりのサイド光
これは半逆光よりのサイド光よ。
色もディテールも出て、ツヤ感もありますね!
何よりもおいしそうです!
何よりもおいしそうです!
そうね!半逆光とサイド光のいいところが出てるわね!
色もディテールも出ていて、ツヤ感もある、バランスの良い写真になるのよ!
サイド光
次は、サイド光よ。
影が良い感じですね!
サイド光も雰囲気を出すには良い光の向きだから、イメージに合った方で撮影するといいわ!
光の向きでこんなに印象が変わってくるんですね!
そうなのよ!これを参考にして、お店の中でおいしそうに撮影できる場所を探して撮影してみてね!
ミルコちゃん!ありがとうございました!