撮ってミルコト!「#1 光の向きを考えよう」

はい!わたしミルコちゃん!

写真が大好きな女の子。いつも写真と映像の研究をしているの。

みんなの写真で困ったをミルコちゃんが解決していくよ!

よろしくね!

今回はカフェの店長さんが困ってるみたい。

カフェの店長さん
う〜ん。
ミルコちゃん
こんにちは!
カフェの店長さん
あっ!ミルコちゃんいらっしゃい!
ミルコちゃん
カフェの店長さん困ってるみたいだけど、どうしたの?
カフェの店長さん
実はinstagramに載せる料理の写真を撮ったんだけど、おいしそうに撮れないんですよ。
カフェの店長さん
撮った写真を見てください。
カフェの店長さん
窓際の明るい場所で撮ったんだけど、なんかあんまりおいしそうに見えないんですよね。
ミルコちゃん
そうだね。でも、窓際で撮影したのはすごくいいよ!
ミルコちゃん
問題なのは、光の向き。光の向きによって、印象は大きく変わってくるよ。
目次

光の当たり方を比べよう

ミルコちゃん
これはりんごを使って、一方向から光をあてた写真だよ。
見比べてみて!

順光(正面からの光)


順光はりんごの正面に光が当たっているので、
色やディテールがはっきりと表現されている。
りんごの正面から光が当たるため、影が見えなく
立体感や奥行きが感じられなくなり、
フラットな印象になる光。


半順光(斜め手前からの光


半順光はりんごに光が当たっている左手前は、
色やディテールが表現できている。
右側に少し影ができているので、
順光よりも立体感を表現することができる光。


サイド光(横からの光


サイド光は光が当たっている左側は
色や質感が表現することができる。
右半分は影になっているため、半順光よりも
立体的に演出する事ができる光。

半逆光(斜め後方からの光)


半逆光は影の部分が多くなるので色の表現は
サイドより劣るが、
立体感は表現しやすくなる光。
逆光(後方からの光)


逆光は後ろから光が当たるので、手前が暗くなり
色やディテールを表現することが難しい。
ツヤは表現しやすい光。
トップ光(真上からの光)


トップ光はツヤ表現はできるが、
被写体に影がつかず、フラットな印象になる光。
ミルコちゃん
カフェの店長さんが撮った写真は、この中でいう逆光で撮った写真だったのよ。
カフェの店長さん
確かに!手前が暗いから料理の色やディテールが出なかったのですね!
紅茶のポットは白く飛んでるし。。。
ミルコちゃん
そうなのよ!逆光だからツヤ感は出てるけどね。
ミルコちゃん
じゃあ、光の方向を変えてみて撮ってミルコト!

おいしそうに見える光を探そう

ミルコちゃん

じゃあ実際に撮ってみよう!

カフェの店長さん

はい!よろしくお願いします!

ミルコちゃん

りんごに光を当てて比べた時に、おいしそうに見えたのは、
立体的でディティールやツヤ感がある物だったわよね。

カフェの店長さん

はい!

順光

ミルコちゃん
まず、順光ね。
ミルコちゃん
雰囲気は悪くないけど、料理に影が出ず、フラットになってるわね。
カフェの店長さん
ツヤも出ていませんね。
ミルコちゃん
色は逆光の時より出てるけど、食欲をそそるツヤが欲しいわよね。

半逆光よりのサイド光

ミルコちゃん
これは半逆光よりのサイド光よ。
カフェの店長さん
色もディテールも出て、ツヤ感もありますね!
何よりもおいしそうです!
ミルコちゃん
そうね!半逆光とサイド光のいいところが出てるわね!
ミルコちゃん
色もディテールも出ていて、ツヤ感もある、バランスの良い写真になるのよ!

サイド光

ミルコちゃん
次は、サイド光よ。
カフェの店長さん
影が良い感じですね!
ミルコちゃん
サイド光も雰囲気を出すには良い光の向きだから、イメージに合った方で撮影するといいわ!
カフェの店長さん
光の向きでこんなに印象が変わってくるんですね!
ミルコちゃん
そうなのよ!これを参考にして、お店の中でおいしそうに撮影できる場所を探して撮影してみてね!
カフェの店長さん
ミルコちゃん!ありがとうございました!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次